クレーム

マクドナルドへのクレーム窓口完全解説。正しいクレーム方法と、気持ちよく解決するための秘訣

どうも~クレームコンサルタントのげだや(@Geda_ya)です。

クレームについて正しい認識を広めて、良い世界を作りたいと考えています。

 

誰もが一度は経験したことがある、外食時のトラブル。特に、身近な存在であるマクドナルドで嫌な思いをした…なんて経験、あなたにもありませんか?

私も先日、近所のマクドナルドでちょっとしたトラブルに見舞われました。せっかくの休日、気持ちよく食事をしたかったのに、残念な気持ちでいっぱいになりました。

でも、ちょっと待ってください!クレームって、ただ怒りをぶつけるだけじゃ、何も解決しないんです。

むしろ、伝え方を間違えると、余計にイライラしたり、面倒なことになったり…なんてことも。

そこで今回は、マクドナルドへの正しいクレーム方法と、クレームを伝える際の一般的な注意点を、実体験を交えながら徹底解説!

この記事を読めば、あなたもクレームマスターになれるかも!?

さあ、一緒に見ていきましょう!

マクドナルドへのクレーム完全解説

1. 私の体験談:こんなマックは嫌だ!

まず、私の体験談からお話しさせてください。

先日、家族で近所のマクドナルドへ行きました。週末のお昼時ということもあり、店内はかなり混雑していました。

注文したのは、ビッグマックセット、チーズバーガーハッピーセット、そして期間限定のバーガーセット。

しかし、待てど暮らせど商品が出てこない…。周りのお客さんは、どんどん商品を受け取っているのに、なぜか私たちだけ…。

ようやく商品が来たと思ったら、

  • ビッグマックのソースが多すぎて、パンがベチャベチャ。

  • チーズバーガーのチーズが溶けておらず、冷たい。

  • 期間限定バーガーのトッピングが、注文したものと違う。

  • ポテトが冷めていて、美味しくない。

  • ドリンクの氷が溶けて、味が薄い。

…と、散々な状態でした。

さらに、店員さんに声をかけても、

  • 「少々お待ちください」と言われたまま、なかなか来てくれない。

  • やっと来たと思ったら、謝罪の言葉もなく、面倒くさそうな対応。

  • 新しい商品を持ってきてくれたのはいいけれど、またもやポテトが冷めている…。

結局、満足に食事を楽しむことができず、とても残念な気持ちで帰宅しました。

皆さん、この状況、どう思いますか?

私は、もちろん「これはクレームを入れなければ!」と思いました。

しかし、ただ怒りをぶつけるだけでは、何も解決しません。

そこで、どのようにクレームを伝えれば、気持ちよく解決できるのか、じっくり考えてみることにしました。

2. マクドナルドへクレームを入れよう!4つの方法を徹底比較

マクドナルドへクレームを入れる方法は、主に4つあります。

それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、あなたに最適な方法を見つけてみましょう。

2-1. マクドナルド公式ウェブサイトのお問い合わせフォーム:詳細に伝えたいあなたへ

  • 方法: マクドナルド公式ウェブサイトの「お問い合わせ」ページから、専用フォームに必要事項を入力して送信。

  • URL: https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/

  • 受付時間: 24時間365日

  • メリット:

    • 時間を気にせず、いつでも送信できる。

    • 写真や動画などを添付して、状況を詳しく伝えられる。

    • 文章でじっくりと状況を説明できるため、伝え漏れが少ない。

    • 記録が残るため、言った言わないのトラブルを防げる。

  • デメリット:

    • 返信までに時間がかかる場合がある(通常、数日~1週間程度)。

    • 直接話すわけではないので、細かいニュアンスが伝わりにくい。

    • インターネット環境が必要。

こんな人におすすめ!

  • 細かい状況を、文章でじっくりと伝えたい人。

  • 写真や動画などの証拠を提出したい人。

  • 時間に余裕がある人。

  • 記録を残しておきたい人。

2-2. マクドナルドお客様サービス室へ電話:今すぐ解決したいあなたへ

  • 方法: お客様サービス室へ電話をかけ、オペレーターにクレーム内容を伝える。

  • 電話番号: 0120-010-916

  • 受付時間: 9:00~17:00(年中無休)

  • メリット:

    • オペレーターと直接話せるため、細かいニュアンスを伝えやすい。

    • その場で対応方法を確認できる場合がある。

  • デメリット:

    • 受付時間が限られている。

    • 時間帯によっては、電話が繋がりにくい場合がある。

    • 混雑時は、長時間待たされる可能性がある。

    • 記録が残らない場合がある(録音されている可能性はある)。

こんな人におすすめ!

  • すぐに問題を解決したい人。

  • オペレーターと直接話して、細かいニュアンスを伝えたい人。

  • 電話でのやり取りに抵抗がない人。

2-3. 利用した店舗へ直接伝える:迅速な対応を求めるあなたへ

  • 方法: 問題が発生した店舗へ直接出向く、または電話でクレームを伝える。

  • メリット:

    • 最も迅速な対応が期待できる。

    • 責任者や店長と直接話せる可能性がある。

    • 店舗の状況を直接確認してもらえる。

  • デメリット:

    • 店舗へ行く手間がかかる。

    • 責任者や店長が不在の場合がある。

    • 感情的になりやすい。

    • 他の客の目線が気になる場合がある。

こんな人におすすめ!

  • とにかく早く対応してほしい人。

  • 店舗の責任者と直接話したい人。

  • 店舗へ行くことに抵抗がない人。

2-4. 手紙で送る:じっくりと想いを伝えたいあなたへ

  • 方法: 日本マクドナルド株式会社 お客様サービス室宛に、手紙を送る。

  • 宛先: 〒163-1339 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー 日本マクドナルド株式会社 お客様サービス室

  • メリット:

    • 自分の想いをじっくりと文章に綴ることができる。

    • 詳細な状況や要望を、丁寧に伝えることができる。

  • デメリット:

    • 回答までに時間がかかる。

    • 手紙を書く手間がかかる。

    • 郵送費がかかる。

こんな人におすすめ!

  • 時間をかけて、じっくりと自分の想いを伝えたい人。

  • 電話や対面でのやり取りが苦手な人。

  • 詳細な状況や要望を、丁寧に伝えたい人。

3. クレームを伝える前に…一般的な注意点と心構え

クレームを伝える前に、いくつか注意点と心構えを確認しておきましょう。

これらを意識するだけで、クレーム対応がスムーズに進む可能性が高まります。

3-1. 冷静さを保つ:怒りは解決への遠回り

クレームを伝える際、最も重要なのは**「冷静さを保つ」**ことです。

怒りに任せて感情的に話してしまうと、相手も感情的になり、問題解決が難しくなってしまいます。

深呼吸をして、落ち着いてから話すようにしましょう。

**「怒りは伝染する」**ということを忘れないでください。

あなたの怒りは、相手にも伝染し、事態を悪化させる可能性があります。

冷静な態度こそが、問題解決への近道なのです。

3-2. 具体的に伝える:5W1Hを意識しよう

クレームを伝える際は、「いつ(When)」「どこで(Where)」「誰が(Who)」「何を(What)」「なぜ(Why)」「どのように(How)」 の5W1Hを意識して、具体的に伝えましょう。

例えば、「商品がまずかった」というだけでは、何がどうまずかったのか、相手には伝わりません。

「〇月〇日〇時頃、〇〇店で注文した〇〇バーガーのパティがパサパサで、ソースも少なくて、全体的に味が薄くてまずかった」

このように具体的に伝えることで、相手も状況を理解しやすくなり、適切な対応を取りやすくなります。

3-3. 証拠を提示する:写真やレシートは強い味方

もし、商品に問題があった場合は、写真やレシートなどの証拠を提示しましょう。

例えば、

  • 商品に異物が混入していた場合は、その部分を撮影する。

  • 注文した商品と違うものが提供された場合は、レシートと商品を一緒に撮影する。

  • 店員の対応に問題があった場合は、日時や店員の名前、特徴などをメモしておく。

証拠があれば、あなたの主張の信憑性が高まり、問題解決に繋がりやすくなります。

「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、証拠は言葉以上に強力な武器となります。

3-4. 感謝の気持ちを忘れずに:相手も人間です

クレーム対応をするのは、あなたと同じ人間です。

たとえ相手に非があったとしても、感謝の気持ちを忘れずに、丁寧に接することが大切です。

「お忙しいところ、申し訳ありません。」

「迅速なご対応、ありがとうございます。」

などの言葉を添えるだけで、相手の印象は大きく変わります。

感謝の気持ちは、円滑なコミュニケーションの潤滑油となります。

3-5. 解決策を提案する:建設的な意見は歓迎される

クレームを伝える際には、「どうしてほしいのか」という解決策を具体的に提案するのも効果的です。

例えば、

  • 商品の交換を希望する。

  • 返金を希望する。

  • 今後のサービス改善を希望する。

など、具体的な要望を伝えることで、相手も対応しやすくなります。

ただし、無理な要求は控えましょう。

あくまでも、現実的で、実現可能な範囲での提案を心がけましょう。

3-6. 記録を残す:言った言わないを防ぐために

クレームを伝えた日時、担当者の名前、やり取りの内容などを、必ず記録しておきましょう。

後々、言った言わないのトラブルになった場合に、記録があれば、あなたを守る証拠となります。

メモを取るだけでなく、電話の場合は録音機能を利用するのもおすすめです。

3-7. 諦めない:納得できるまで、何度でも

一度のクレームで解決しない場合でも、諦めずに、何度でも伝えましょう。

ただし、同じ内容を繰り返すのではなく、伝え方を変えたり、証拠を追加したり、より具体的な解決策を提案したりするなど、工夫が必要です。

あなたの声は、企業にとって貴重な意見です。

諦めずに伝え続けることで、より良いサービスへと繋がる可能性があります。

3-8. 公的機関の利用も検討:最終手段として

マクドナルド側の対応に納得できない場合は、消費生活センターなどの公的機関に相談するという方法もあります。

消費生活センターでは、専門の相談員が、消費者トラブルの解決に向けて、アドバイスや事業者との間に入ってのあっせんなどを行ってくれます。

ただし、公的機関への相談は、最終手段と考えましょう。

まずは、マクドナルドとの間で、解決できるように努めることが大切です。

4. シチュエーション別!クレーム例文集

ここでは、マクドナルドでよくあるトラブルを想定した、クレーム例文をご紹介します。

これらの例文を参考に、あなたの状況に合わせて、アレンジしてみてください。

4-1. 商品に関するクレーム

例1:商品が注文したものと違う

「先ほど、〇〇店で〇〇バーガーを注文したのですが、〇〇バーガーが入っていました。レシートも残っています。交換していただけますか?」

例2:商品に異物が混入していた

「〇時頃に〇〇店で購入した〇〇バーガーに、〇〇(異物の具体的な説明)が入っていました。写真を撮ってあります。どういうことでしょうか?」

例3:商品が冷めていた

「今、〇〇店で食事をしているのですが、提供されたポテトが冷めていて、美味しくありません。温め直していただけますか?」

例4:商品の量が少ない

「〇〇店で〇〇を注文したのですが、他の店舗と比べて、明らかに量が少ないように感じます。規定量を満たしているのでしょうか?」

4-2. 接客に関するクレーム

例1:店員の態度が悪い

「〇〇店の〇〇という店員さんの態度が、非常に不快でした。具体的には、〇〇(具体的な状況説明)という対応をされました。改善していただけますか?」

例2:店員が注文を間違えた

「先ほど、〇〇店で〇〇と〇〇を注文したのですが、〇〇しか入っていませんでした。店員さんに伝えたところ、〇〇(店員の対応)と言われました。どういうことでしょうか?」

例3:店員が謝罪しない

「〇〇店で商品を受け取る際に、店員さんが商品を落としてしまったのですが、謝罪の言葉がありませんでした。どういう教育をされているのでしょうか?」

4-3. 店舗に関するクレーム

例1:店内が汚い

「〇〇店の店内が、非常に汚れていました。特に、〇〇(具体的な場所)が汚れていて、不快でした。清掃を徹底していただけますか?」

例2:トイレが使用できない

「〇〇店のトイレが故障していて、使用できませんでした。いつ頃、修理される予定でしょうか?」

例3:駐車場が狭い

「〇〇店の駐車場が狭くて、駐車しにくいです。もう少し広くすることはできないのでしょうか?」

4-4. その他のクレーム

例1:キャンペーンの内容が分かりにくい

「現在実施されている〇〇キャンペーンの内容が分かりにくいです。もう少し分かりやすく説明していただけますか?」

例2:公式アプリが使いにくい

「マクドナルドの公式アプリが使いにくいです。特に、〇〇(具体的な機能)の操作が分かりにくいです。改善していただけますか?」

例3:デリバリーの配達が遅い

「〇〇時にマックデリバリーで注文したのですが、まだ届きません。配達状況を確認していただけますか?」

5. まとめ:クレームは、より良いサービスへの第一歩

クレームを伝えることは、決して悪いことではありません。

むしろ、企業にとっては、サービス改善の貴重な機会となります。

今回ご紹介した方法や注意点を参考に、適切な方法で、冷静に、具体的にクレームを伝え、より良いサービスへと繋げていきましょう。

あなたの声が、マクドナルドを、そして、私たちの生活を、より良くするかもしれません。

クレームは、より良い未来への第一歩なのです。

勇気を持って、あなたの声を届けましょう!

クレームの入れ方の注意点。犯罪にならないために必要なこと

ここからは、クレームを伝える際に、犯罪行為と見なされる可能性のあるラインについて解説しますね。

クレームは、サービス向上や問題解決のために重要な手段ですが、伝え方を誤ると、あなた自身が法的な問題に巻き込まれるリスクがあります。

ここでは、クレームが犯罪になる境界線と、そうならないための注意点を、具体的な例を交えながら深掘りしていきます。

1. 脅迫罪:恐怖を与える言葉はNG!

「要求が通らないなら、店を燃やすぞ!」

「お前を殴るぞ!」

「ネットで晒してやる!」

これらの言葉は、相手に恐怖心を与える**「脅迫罪」**に該当する可能性があります。

脅迫罪は、相手の生命、身体、自由、名誉、財産に対して害を加える旨を告知して脅迫する行為を指します。

たとえ実行するつもりがなくても、相手が恐怖を感じれば、脅迫罪が成立する可能性があります。

刑罰: 2年以下の懲役または30万円以下の罰金(刑法第222条)

具体例:

  • 店員に対して、「要求を飲まなければ、お前の家族に危害を加えるぞ」と脅す。

  • 「ネットで悪評をばらまいて、店を潰してやる」と脅迫する。

  • 「言うことを聞かないと、暴力で分からせてやる」と脅す。

  • 土下座などの、通常あり得ないことを強要する。

脅迫罪にならないためには?

  • 具体的な脅し文句は絶対に避けましょう。

  • 感情的にならず、冷静に話しましょう。

  • 「もし対応していただけない場合は、法的措置を検討します」など、合法的な手段を伝えるのは問題ありません。

2. 強要罪:無理な要求は通らない!

「誠意を見せろ!土下座しろ!」

「慰謝料100万円を払え!」

このように、義務のないことを無理やり要求すると、**「強要罪」**に該当する可能性があります。

強要罪は、暴行や脅迫を用いて、人に義務のないことを行わせたり、権利の行使を妨害したりする行為を指します。

刑罰: 3年以下の懲役(刑法第223条)

具体例:

  • 店員に土下座を強要する。

  • 過剰な金銭を要求する。

  • 商品の無料提供を執拗に迫る。

  • 不当な謝罪文を書くように強要する。

強要罪にならないためには?

  • 相手に義務のないことを要求しないようにしましょう。

  • 社会通念上、相当と認められる範囲を超えた要求は避けましょう。

  • 「対応していただけると助かります」など、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

3. 恐喝罪:金品を脅し取るのは犯罪!

「このことを公にしたくなかったら、金を払え!」

これは、**相手を脅迫したり、暴行を加えたりして、金品を脅し取る「恐喝罪」**です。

クレームの域を超え、完全に犯罪行為です。

刑罰: 10年以下の懲役(刑法第249条)

具体例:

  • 「異物混入の件をSNSで拡散されたくなかったら、10万円払え」と脅す。

  • 店員を殴って、慰謝料を脅し取る。

  • 「店の営業を妨害されたくなかったら、毎月1万円払え」と脅す。

恐喝罪にならないためには?

  • 金品を脅し取るような発言は絶対にやめましょう。

  • 正当な理由なく、金品を要求してはいけません。

4. 威力業務妨害罪:業務を妨害すると逮捕されるかも!

「お前のせいで、ひどい目に遭ったぞ!どうしてくれるんだ!」と大声で怒鳴り続け、業務を妨害する。

店舗に居座り続け、他の客の迷惑になる。

これは、**「威力業務妨害罪」**に該当する可能性があります。

威力業務妨害罪は、威力を用いて、他人の業務を妨害する行為を指します。

「威力」とは、人の意思を制圧するに足りる勢力のことを指し、大声で怒鳴る、長時間居座るなどの行為も含まれます。

刑罰: 3年以下の懲役または50万円以下の罰金(刑法第234条)

具体例:

  • 店内で大声で騒ぎ続け、他の客の迷惑になる。

  • 店舗の出入り口を塞ぎ、営業を妨害する。

  • 店員に執拗に絡み続け、業務を妨害する。

  • 電話で暴言を吐き続け、業務に支障をきたす。

  • 正当な理由なく長時間居座り、退去要請に応じない。

威力業務妨害罪にならないためには?

  • 大声で怒鳴ったり、長時間居座ったりするなど、業務の妨害となる行為は慎みましょう。

  • 店舗側の指示には、冷静に従いましょう。

  • 店舗の営業時間や、他の客の迷惑を考慮しましょう。

5. 不退去罪:帰れと言われたら、帰りましょう!

店舗側から退去を求められているのに、居座り続ける。

これは、**「不退去罪」**に該当する可能性があります。

不退去罪は、正当な理由なく、人が管理する場所から退去するように要求されたにもかかわらず、退去しない行為を指します。

刑罰: 3年以下の懲役または10万円以下の罰金(刑法第130条後段)

具体例:

  • 店長から退店を求められているのに、「客を追い出すのか!」などと言い、店舗に居座り続ける。

  • クレームが解決していないことを理由に、営業時間終了後も店舗に居座る。

不退去罪にならないためには?

  • 店舗側から退去を求められたら、素直に従いましょう。

  • 話し合いが長引く場合は、後日改めて連絡するなど、店舗側の負担にならないように配慮しましょう。

6. 名誉毀損罪・侮辱罪:行き過ぎた批判は名誉を傷つける!

「この店は、最低だ!二度と行かない!」とSNSに投稿する。

これは、内容によっては**「名誉毀損罪」や「侮辱罪」**に該当する可能性があります。

名誉毀損罪は、公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損する行為を指します。

侮辱罪は、事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱する行為を指します。

刑罰:

  • 名誉毀損罪: 3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金(刑法第230条)

  • 侮辱罪: 1年以下の懲役もしくは禁錮若しくは30万円以下の罰金または拘留若しくは科料(刑法第231条)※令和4年7月7日施行の改正刑法

具体例:

  • 「〇〇店の店員は、前科持ちだ」などと、事実無根の内容をSNSに投稿する(名誉毀損罪)。

  • 「〇〇店の料理は、まずくて食べられない」などと、店舗の評判を落とすような投稿をする(名誉毀損罪)。

  • 「〇〇店の店長は、無能だ」などと、個人を攻撃するような投稿をする(侮辱罪)。

  • 「あそこの店員は馬鹿だ」と、店内で大声で触れ回る。

名誉毀損罪・侮辱罪にならないためには?

  • 行き過ぎた批判や、個人攻撃は控えましょう。

  • インターネット上に投稿する際は、特に慎重に言葉を選びましょう。

  • 「商品に異物が混入していた」など、事実を述べることは問題ありませんが、表現方法には注意が必要です。

  • 公益を図る目的で、公共の利害に関する事実を指摘する場合は、真実であれば名誉毀損罪は成立しません(刑法第230条の2)。

7. 信用毀損罪・偽計業務妨害罪:虚偽の風説の流布はダメ!

「あの店で食中毒になった!」と、嘘の情報をSNSに投稿する。

これは、**「信用毀損罪」や「偽計業務妨害罪」**に該当する可能性があります。

信用毀損罪は、虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、人の信用を毀損する行為を指します。

偽計業務妨害罪は、虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、人の業務を妨害する行為を指します。

偽計業務妨害罪は、虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、人の業務を妨害する行為を指します。

刑罰: 3年以下の懲役または50万円以下の罰金(刑法第233条)

具体例:

  • 「〇〇店で食事をしたら、食中毒になった」と、虚偽の情報をインターネット上に投稿する。

  • 「〇〇店で異物混入があった」と、嘘の電話をかける。

  • 「〇〇店でぼったくりに遭った」など、事実無根の情報を流す。

信用毀損罪・偽計業務妨害罪にならないためには?

  • 虚偽の情報を流さないようにしましょう。

  • 真実かどうか確認できない情報は、拡散しないようにしましょう。

  • 店舗の評判を落とすような行為は慎みましょう。

8. まとめ:クレームは、冷静に、具体的に、そして合法的に!

クレームを伝える際は、感情的にならず、冷静に、具体的に、そして合法的に行うことが重要です。

相手を尊重し、社会通念上、相当と認められる範囲内で、問題解決に向けて話し合いましょう。

自分の発言が、犯罪行為に該当しないか、常に意識することが大切です。

もし、判断に迷う場合は、弁護士などの専門家に相談するのも良いでしょう。

クレームは、より良いサービスへと繋がる、貴重な意見です。

しかし、伝え方を間違えると、あなた自身がトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

正しい知識を身につけ、適切な方法でクレームを伝え、より良い社会の実現に貢献しましょう。

この解説が、あなたのクレーム対応の一助となれば幸いです。

参考:クレーム関係の事件

みなさん、気をつけましょうね!

事例1:「まずい」ラーメン店に救急車、中傷ビラ、無言電話50回…威力業務妨害の疑いで男を逮捕

  • 概要: 2015年5月、ラーメン店の味に腹を立てた男が、虚偽の119番通報をしたり、中傷ビラをまいたり、無言電話をかけ続けたりするなどの嫌がらせを行いました。男は威力業務妨害の疑いで逮捕されました。

  • 問題点:

    • 虚偽の通報を行ったこと。

    • 店舗を中傷するビラを配布したこと。

    • 無言電話をかけ続け、業務を妨害したこと。

  • 教訓:

    • クレームの域を超えた嫌がらせは、犯罪行為となること。

    • 冷静さを欠いた行動は、自身を不利な立場に追い込むこと。

    • 問題解決のためには、合法的な手段を選択することの重要性。

ピザ宅配トラブルで「ナメた対応しやがって」…店長らに土下座強要、ネット中継した男を逮捕

  • 概要: 2013年9月、宅配ピザの配達を巡るトラブルから、客の男が店長らを土下座させ、その様子をインターネットで中継しました。男は強要の疑いで逮捕されました。

  • 問題点:

    • 土下座という、社会通念上、相当と認められる範囲を超えた行為を強要したこと。

    • その様子をインターネットで中継し、店員らの名誉を毀損したこと。

  • 教訓:

    • クレーム対応において、相手に義務のないことを強要してはいけないこと。

    • インターネットへの投稿は、名誉毀損などの法的問題に発展する可能性があること。

    • 冷静な話し合いによる解決の重要性。

「誠意が足りん」と因縁、みかじめ料要求=容疑で逮捕の自称右翼男-福岡県警

  • 概要: 2015年4月、自称右翼団体の男が、因縁をつけて、現金を脅し取ろうとしたとして恐喝未遂容疑で逮捕されました。「誠意が足りない」などと難癖をつけて、現金を要求していました。

  • 問題点:

    • 因縁を付けて、金品を要求したこと。

  • 教訓:

    • 因縁をつけて金品を要求するのは犯罪行為であること。

これらの事例から、以下の点を再確認しましょう。

クレームは、サービス改善のための重要な手段ですが、伝え方を誤ると、犯罪行為となる可能性があります。

脅迫、強要、恐喝、威力業務妨害、不退去、名誉毀損、侮辱、信用毀損、偽計業務妨害などの犯罪行為に該当するような言動は、絶対に慎みましょう。

クレームを伝える際は、冷静に、具体的に、そして合法的に行うことが重要です。

相手を尊重し、社会通念上、相当と認められる範囲内で、問題解決に向けて話し合いましょう。

自分の発言が、犯罪行為に該当しないか、常に意識することが大切です。

判断に迷う場合は、弁護士などの専門家に相談するのも良いでしょう。

これらのニュースは、クレームがエスカレートした結果、犯罪に発展してしまった事例です。

クレームを伝える際には、これらの事例を教訓とし、冷静かつ適切な対応を心がけましょう。

女の子
女の子
はっきり言って、上の事例はバ○なやつらだけどね。