どうも~げだや(@Geda_ya)です。
近年、生成AIの進化は目覚ましく、ChatGPTもその中心的存在となっています。
中でも注目を集めているのが「音声での会話機能」。
まるで人と話しているかのような自然な受け答えができるこの機能は、スマートスピーカーとは一線を画す体験を提供します。
本記事では、ChatGPTの音声機能について、使い方、選べるボイス、無料版と有料版の違い、そして筆者の実体験までを詳しく解説します。
目次
🧠 ChatGPTの音声機能とは?
「ChatGPTの音声機能」とは、マイクを通じてAIとリアルタイムに会話ができる機能です。これまでのようにテキストを打ち込む必要がなく、まさに“話しかけるだけで”AIと自然にやりとりができる時代が到来しました。
この機能は、OpenAIが提供するChatGPT公式アプリ(iOS/Android)で利用可能です。
▶︎ ChatGPT公式アプリ(iOS版)
ChatGPT公式アプリのAndroid版は、以下のリンクからダウンロードできます。
📱 ChatGPTの音声会話機能の使い方【簡単3ステップ】
-
アプリを開く
ChatGPT公式アプリを起動します(要ログイン)。 -
マイクアイコンをタップ
画面右下にあるマイクボタンをタップすると、音声モードが起動します。 -
話しかけるだけ!
「こんにちは」などと声をかければ、ChatGPTが返答してくれます。
📌 ヒント:会話中は相づちを打ったり、笑ったり、感情を込めて返してくれることもあります。話すスピードやトーンも非常に自然です。
🗣️ 選べる「声」は5種類!雰囲気がまるで違う
ChatGPTでは、現在以下の5つのボイスから選ぶことができます(2024年時点):
ボイス名 | 特徴 |
---|---|
Jun | 落ち着いた日本人男性風の声。丁寧で安心感あり。 |
Ember | 感情表現が豊かで、少し外国語風のイントネーション。親しみやすい話し方。 |
Breeze | 柔らかく、少しゆっくりめで丁寧な話し方。 |
Cove | 中性的で知的な印象。英語では非常に人気。 |
Sky | 明るく快活な雰囲気で、ややカジュアルな口調。 |
筆者のおすすめは「Ember」。少し外国人っぽい話し方をすることがありますが、テンション高めで会話が楽しくなります。
💡 無料版と有料版(ChatGPT Plus)の違いとは?
音声会話は、無料ユーザーでも体験できますが、**有料版(ChatGPT Plus)**にアップグレードすることで、より高品質な音声AIとの会話が可能になります。
機能項目 | 無料版 | 有料版(Plus) |
---|---|---|
使用できる音声モデル | 限定的 | 高精度・感情豊かなモデル利用可 |
会話の自然さ | 基本レベル | 驚くほど人間的でスムーズな応答 |
利用できるGPTモデル | GPT-3.5 | GPT-4(2024年は「GPT-4-turbo」) |
Voice Modeの応答速度 | 標準 | より高速で応答も長文に対応 |
筆者が体験した限り、有料版では「まるで本当に話し相手がいるかのような」応答が得られます。
イントネーション、相づち、感情の込め方など、音声アシスタントの域を超えた会話体験でした。
🤔 実際に使ってみた感想(体験談)
筆者がChatGPT Plusに登録した直後、音声モードを試してみると――
「すっごい…!ちゃんと人と話してるみたい!」
声はEmberで、少し外国人っぽいイントネーション。「それ、面白いね」とか「他にも知りたいことある?」など、かなり饒舌でユーモラスなやりとりが続きました。
ところが…約1時間後。
急に声が変わり、今度はJunのような落ち着いた日本人男性の声に。「何か聞かせてね」と控えめな受け答えに。会話のテンションも抑えめになり、まるで無料版の頃に戻ったようでした。
調べたところ、サーバーの負荷や接続状況によって、音声モデルが自動的に切り替わることがあるようです。
これもAIならではの「気まぐれ」かもしれません。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 無料でも音声会話は使えますか?
A. はい、一部の音声モデルで利用可能です。ただし応答の滑らかさや感情表現には制限があります。
Q2. 音声の履歴は保存されますか?
A. 会話の内容は通常の履歴にテキストで保存されます(設定で無効化も可能)。
Q3. ボイスは途中で変えられますか?
A. アプリ内の「設定」>「Voice」からいつでも変更可能です。
Q4. 音声コマンドで操作することはできますか?
A. 現時点では基本的に「会話」のみが可能で、操作系の音声コマンドは対応していません。
🚀 今後のアップデートに期待!
ChatGPTの音声機能はまだ発展途上。今後、以下のような進化が期待されます:
-
より多様な日本語話者風のボイス追加
-
会話時間の制限緩和や安定性の向上
-
音声によるタスク操作(ToDo登録、リマインダー設定など)
OpenAIの公式ブログでも最新情報が随時更新されているので、気になる方はチェックをおすすめします。
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