どうも~げだや(@Geda_ya)です。
「ハライチ・澤部 数十万円する海外大人気ロックバンドライブで急に冷めた瞬間を告白「飽きたわけでは…」」というニュースが気になりました。
レッチリの最前線を確保したのに、3曲目で冷めてしまったという事のようです。

みんなも、この現象に出くわしたことはありますよね?
心理学的にどういう状態なので少し調べてきました。
期待と現実のギャップ
澤部佑が経験した急な冷め現象は、過度の期待と現実とのギャップによって引き起こされた可能性が高いです。期待の膨張
澤部は大好きなバンドのライブに高額のチケットを購入し、最前列で観覧するという特別な体験を期待していました。この期待が非常に大きくなりすぎたことが、後の落胆につながったと考えられます。現実との乖離
ライブが始まった直後は高揚感に包まれますが、時間が経つにつれて現実の体験が期待していたものと完全には一致しないことに気づき始めます。これが「いつ終わるんだろう」という思考につながったのでしょう。
澤部さんも言及していますが、過度に高まった期待が現実とギャップを生み出すことがあります。これは「期待不一致理論」と呼ばれる概念に関連しています。期待が高すぎると、実際の体験がそれに追いつかず、失望感を生む可能性があります。
心理的飽和
3曲目あたりで冷めてしまう現象は、心理的飽和とも呼ばれる状態に陥った可能性があります。刺激の慣れ
最初は強烈な刺激を受けても、同じような刺激が続くと脳が慣れてしまい、興奮が薄れていきます。エネルギーの消耗
高い期待感と初期の興奮で多くの精神的エネルギーを消費してしまい、急速に疲労感を覚えることもあります。
いわゆる、慣れの効果(馴化): 刺激に長時間さらされると、その刺激に対する反応が弱まる現象を「馴化」といいます。ライブの興奮が最初は強烈でも、時間とともに慣れてしまい、感動が薄れる可能性があります。
その他
認知的飽和: 同じような刺激が続くと、脳が処理しきれなくなる「認知的飽和」という状態に陥ることがあります。これにより、一時的に興味や注意力が低下する可能性があります。
ドーパミンの急激な変化: ライブ開始時には期待や興奮でドーパミンが大量に分泌されますが、時間とともにその効果が薄れ、相対的に「冷める」感覚を経験する可能性があります。
現実への回帰: 非日常的な興奮状態から、徐々に日常的な思考パターンに戻ることで、現実的な考え(「いつ終わるんだろう」など)が浮かび上がってくる可能性があります。
選択的注意の限界: 長時間にわたって高い集中力を維持することは難しく、徐々に注意力が散漫になっていく可能性があります。
これらの要因が複合的に作用して、澤部さんのような体験が生じると考えられます。この現象は決して珍しいものではなく、多くの人が似たような経験をすることがあります。重要なのは、この「冷める」感覚を否定的に捉えるのではなく、体験の一部として受け入れ、それでもなお全体としての体験を楽しむことができるかどうかです。
対処法
このような現象を避けるためには、以下のような方法が考えられます:
- 期待値の適正化
- 小休止を取り入れる
- 体験を多角的に楽しむ
これらの方法で、ライブ体験をより長く楽しむことができるかもしれません。